電撃 マッサージチェア~確認せずにはいられない

イオンやイトーヨーカ堂などショッピングモールで家族と買い物を楽しんでいる時に、家電コーナーにあるマッサージチェアがあれば、皆さんはどうします?

 

ちょっと疲れている時など、何気なく座ってみたり…

 

私は、疲れていなくても座っていました。むしろ、ちょっとした楽しみであったり

しかし、ある事件をきっかけに心から楽しめなくなりました。

 

もう2度と……

 

 今から数年前の夏、妻と二人でイオンの店内を買い物をしていた時、私の視界にはマッサージチェアが…

ド 田舎出身である私は、人混みが苦手で疲れやすいという自己暗示もあり、いつもマッサージチェアがあると喜んで座っていた。

その日も何も考えることなく座ったが

 

その瞬間

 

 「⁉」

 

 太腿裏に電気というか電撃が‼

 

「グワーッ☆★」と言葉にならない悲鳴と共にマッサージチェアから飛び上がったが、直ぐには状況が呑み込めない。

 

 

「なんだこれ、新商品か⁉感電か⁉」

 

 

とパニックになりながらも必死に考える。

 

その間も太腿の激しい痛みは止まらず、異変に気付いた妻に助けを求める。ちなみに、夏でハーフパンツとラフな格好であったため、すぐに

 

「え~太腿腫れてるよ。感電でもしたの?」

 

と恐ろしい指摘が。そこからは完全にパニックに陥ることに。

 

我が家のホームズ探偵=妻は、その後も冷静沈着にマッサージチェア実況見分を進めていたが、

 

チェアに蜂がいるよ。」

 

⁉蜂⁉

 

街中のイオンの3階で?

 

理解できないまま妻が指さす場所を見ると、70キロを超える私の体重により瀕死の状態で苦しむ蜂の姿を確認する。

 

 

その間にも妻は店員を呼び、状況を説明してくれていた。(私は、痛みと怒りから言葉にならず妻に制止される。)

 

 

しかし、

 

 

店員は、直ぐには状況が理解できない様子で

 

「ここ3階ですよ。本当ですか。」半笑い

 

怒りと痛みから震える指でマッサージチェアを指差すと、瀕死状態から不死身の復活を果たした蜂がちょうど飛び立つ瞬間であった。

 

 

「確かに蜂ですね。」

 

と慌てる店員。直ぐに応援が呼ばれ、店員、薬局の薬剤師、警備員が駆けつけてくる。(さすがイオン、薬局もあるよね^とのんきな妻)

 

薬剤師に蜂に刺されたことを説明すると、「ムヒ」を渡され、

 

なぜか多目的トイレに案内される。(ムヒでも塗っとけと思われたのか)

 

太腿の裏を刺されているため、ハーフパンツをハイレグのようして

 (ちなみに妻はこの時点で私の格好に笑いを必死にこらえている様子)ムヒを塗ってもらっていた・・

 

 

がっ

 

 

警備員がトイレの外に立ち、絶対に開かないはずの扉が

 

ガラガラっと開く音が聞こえた。

 

エッ…

 

振り返ると

 

そこには女子高生が立っており、トイレ内でお尻を出したおやじに…座り込んでお尻

付近に薬を塗ろうとしている妻の姿を見た彼女は……

 

「何⁉うそっ!!最低~!」

 

と走り去っていった。(なぜ止めない警備員)

 

こんなこと、ありますか。

 

ありえないことが続くと笑うしかありません。

 

何気ない日常も、一寸先は闇デアル。

 

それと将来ある女子高生に悪影響を及ぼすことになり心が痛む。